看護師の千葉です。
前回紹介させていただいた19歳の愛猫なのですが4月上旬に亡くなってしまいました。
20歳まであと約4ヶ月でした。
4月上旬に安静時の呼吸数が多いなぁと感じ、診察してもらったところ胸水が溜まってしまっていました。
そして肺に何かできていて、肺腫瘍を疑うという診断を受けました。
それからは酸素ハウスにいないと、苦しくてゆっくり眠ることもできない様子で、酸素ボックスでの生活となりました。
もう19歳なので積極的な治療はしないとしても、呼吸が苦しいのは可哀相なのであまりにも苦しいのであれば安楽死も、、と考えていました。
とにかく苦しい思いはさせたくないという思いでした。
しかし、胸水だけでなく空気も溜まるようになってしまい(気胸)、酸素ハウスの中にいても苦しくなってしまい、胸腔ドレーンを入れる決断をしたのですが、ドレーンを入れても空気が溜まるスピードが早く、そのまま苦しくなってしまい、亡くなってしまいました。
診察してもらってから1週間というスピードであっという間に天国へ行ってしまいました。
最後は安らかに苦しまずに。ということを願っていたので最後に苦しませてしまったことに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
胸腔ドレーンを入れることで楽になってくれればと思っていたのですが、今思えばその前に安楽死させた方が苦しみが少なくて済んだのかな、と後悔しています。
もっと早くに愛猫の変化に気づいていればもっと長く生きられたかなとか、もっとこうしていればと思うことがたくさん出てきます。
大事な家族のことだからどうしてあげるのがいいのか、とても迷いますよね。
きっと飼い主さんの中にもたくさん迷ったり後悔したりしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
未来のことは分からないし、何が正しいのかも分からないので決断することは本当に難しいですよね。
でもその子のためにその子のことを一生懸命考えることが大事なのかな、と思いました。
私が小学生の頃からずっと一緒に暮らしてきてきた愛猫なので目の前からいなくなってしまい、今もとても悲しく苦しく辛い毎日です。
姉妹で同い年だったもう1匹の愛猫も一昨年に腎不全で亡くなってしまい、もうお家にペットは誰もいなくなってしまいました。
寂しくて仕方ないです。
別れが本当に辛すぎて、またペットを飼おうという気にはとてもなれない状態です。
仕事上、動物の死と向き合うことはありましたが、自分のペットとなるとこんなにも悲しく、辛いんだと実感しました。
もちろんベルの患者さんが亡くなってしまった時、なんとも思わないわけではありません。
もし不快に感じてしまった方がいらっしゃったら申し訳ありません。
ですが、自分の身で改めてこの辛さを実感して、改めて患者さんと真摯に向き合って、この子のために、そして飼い主さんのためにどうするのがいいのか常によく考えて接していきたい、行動していきたい、と思いました。
まだ完全に立ち直れたわけではないのですが、仕事には支障が出ないようにしっかり頑張ります。
今回は暗い話になってしまい、申し訳ありません。
最後に大好きな愛猫を自慢させてください。
たくさんの幸せをありがとう。
天国でうんっと幸せでいてね。







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